メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第8号
☆限界を突破する 〜「無理だな」とは言わない、思わない〜
君たちと話をしていると、よく「できない」とか「無理だな」と言う言葉が聞こえてきます。
その中には、やる気の無さをうまく言葉で表現できずに、「無理だな」という言葉で代用していることもあるかも知れませんが、多くは、自分自信の能力を狭い殻で囲ってしまっているのだと思います。
世の中、「できない」なんて叫びながら、何かを成し遂げられるような人などいないのです。「無理だな」と思いながら成功する人もいません。
ちょうど君たちが生まれた頃の1985年、茨城県つくば市で科学万博が行われました。そこには、いろいろな最先端の科学展示があったのですが、その中にトマトの木がありました。
そのトマトは、水の中に根を生やし(養分を溶かした水で育てる水耕栽培)、ブドウ棚のように水平に茎をはわせた(水平栽培)トマトで、
こうした栽培法をすることで、普通なら十数個しか実を結ばないトマトは、一万五千個あまりの実をつけるという、常識では考えられないトマトでした。
多くの人を驚かせたこのトマトの木(?)を開発した人は、きっと「無理だな」とは思っていなかったはずです。
“必ず方法があるはずだ。養分を十分吸い取る根が、どんどん広がれば、植物自体も大きくなるに違いない。
そうなれば、たくさんのトマトの実もなるだろう。そのために、根の成長を妨げている土を取り除いてしまおう”。
そう考えてそのトマトは作られたのだろうと思います。
「無理だな」思うことは、いいことではありません。ましてや、それを口に出して言うことは、悪いことです。
その言葉で、周りの人も「そうかな、だめなのかな」という弱気にさせ、またその言葉を自分自身でも聞き、自分の心の中でも反復し、ますます自分を小さくしてゆくからです。
ちょうど、自分の周りにバリアを作って、中にある無限の力を、押さえ込んでいるように感じます。
そんなバリアは不要です。本来人間には限界はありません。限界を作っているのは、限界があると考えてしまう弱気な自分自身だからです。
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