メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第13号
☆ほんのちょっとの差なんだ
セールスマンの世界は厳しいものです。特に保険契約の仕事は、普通はかなりのストレスがたまるそうです。
だいたい保険なんてものは(特に生命保険は)、一度契約したら“一生もの”で、せいぜい一部契約内容を変えるくらいが普通で、ころころ保険会社を変えて契約し直すことはないのです。
にもかかわらず、保険契約のために、セールスマンは日夜、契約を求めてお客さんの所に通い続けます。
聞くところによると、これには人間関係が大切で、相手にいい印象を持たれると、契約率が高まるのだそうです。
また、大抵の会社では、歩合制といって、契約件数が多いと給料も高くなるシステムを導入しています。
ですから、頑張った人にはそれに見合う報酬も与えられるわけです。逆に、結果が出ないと給料が少なくなってゆきます。厳しい世界です。
ところで先日、こうした世界では、訪ねたお客さん100人に一人の割合で契約してくれるだけで、トップセールスマンの仲間入りなのだ、という話を聞きました。
(お客さんのリストの1%)「そのくらいの数値でいいんだぁ」と思えば、ずいぶん気は楽になります。しかも、トップセールスマンとそうでない人との差は、ほんのわずかなのです。
ですから「営業成績を上げるために工夫されていることはなんですか」と尋ねても、それほど「すごいな」と思うような返答はありません。
『ただ、お客さんの話を聞くようにしているだけです』程度の答えなのです。なるほど、ほんのちょっとの差なのかな、と思います。
努力、努力というと、なんだかいかめしくて、つらくて、大変そうですが、実はほんのちょっとのことなのかも知れません。
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