メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第33号
☆おしるこの味
担任が高校生だったとき、天体観測のために学校で一晩過ごすことになりました。確か12月で、ストーブを焚いていたこともあって、顧問の先生が体を温めるために「おしるこを作ろう」と言いたのです。
すぐにその先生がそそくさと準備を始めました。もちろん、生徒達もいろいろと手伝ったわけですが、最後の最後になって味付けを失敗してしまったのです。
おしるこは、甘い食べ物ですが、その甘さを引き出すために、少量の塩を入れます。そのかすかな塩が、味をぐっと引き締め、おしるこ独特の甘さを生み出します。
しかしその時、塩を入れすぎてしまい、しょっぱいおしるこになってしまいました。こうなったら、あとはどんなに砂糖を追加しても、ダメ。
結局、甘くてしょっぱい、何とも言えない味のおしるこになってしまいました。大切なのは『適量』でした。
実はこのことは、ふだんの生活の中でも当てはめることができます。何ごとにも必ず『適量』という、ふさわしい(量の)範囲があります。これが少なすぎてもダメ、越えすぎてもダメ。
多すぎず少なすぎず…、難しいのですが、何ごとにもそうした基準はあるのです。
メールマガジン『学級通信のネタ』のバックナンバーを再編集し、紹介してます。