メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第42号
☆本の読み方
以前から、君たちには、「できるだけたくさんの本を読みなさい」と言い続けています。毎日必ず読書の時間があるので、一ヶ月で何冊もの本を読んでいる人もいるでしょう。
でもたいていの人は、はやり、国語の課題図書くらいで一ヶ月が終わってしまうのではないかと思います。
いずれにせよ、本を読めば読むほど、賢くなっていくのです。文章力もついてきますし、語彙力、単語力も知らない間に向上します。
中でも一番の効果は、『認識力が上がる』ということなのです。この認識力とは、物ごとを判断する能力のことを言います。
つまり、生きてゆく上で、何かの悩みや問題にぶつかったとき、それを解決するための能力、分析する考え方、問題のポイントを見つける能力、そうしたものが自然と身についてゆくのです。
もっともっと簡単に言うならば、『頭がよくなる』と言ってもよいでしょう。さて今日は、本の読み方について話をします。
今日話をするのは、小説のような物語本ではなく、実用書のような、その本から直接知識を得られるような本の読み方です。
まず、本というのはどのように書かれているかを考えてみますと、たいていの本は、一ページに数行のポイントが現れるように書かれています。
これは、教えてもらわないとなかなかわかないかも知れませんが、例えばマーカーや赤線で印をつけながら読む場合がありますが、そうした場合でも、そのマークは一ページに数行になっているのが普通です。
そういうポイントが数カ所集まって、一つの節、なり章ができあがっているのです。
そう考えた場合、本を読むときに、このページのポイントはどこかな、何を筆者は言おうとしているのかな、ということを意識することができるはずです。
つまり、何となく活字を追いかけるのではなく、文章中からポイントを探し、浮かび上がらせながら読んでいくのです。そういう読み方をすると、一回で驚くほどの情報が記憶として残るはずです。
しかも、本当に身につけたい内容、自分の知識として得たい内容の本であるならば、二回目は、また違ったポイントがないかどうか、三回目は、ポイントに関連する例え話はどんな例であったか、
などとさらに深く本を読むことができるのです。
こうした読み方は、ある程度の訓練でできるようになります。
中学生の本の読み方としてはハイレベルですが、いつかどんな本でもすらすらと読めるようになったときに、こういう読み方をしてみると、びっくりするくらい内容を理解できるようになるでしょう。
私も、大切な本はこのようにして読むことにしてます。
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