メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第58号
☆『自分がかわいそうだ』という思いに未来はない
「テストの点数が悪かったから自分は不幸なのだ」、「あの事件さえなければ、うまくいったはずなのなのに」などと、できなかったこと、失敗したことを他のもののせいにする人がいます。
そうした人は、何でも「あれさえなければ」、「こうであれば」などと言い訳めいたことを言います。
こうした言葉は、「自分がかわいそうだ。憐れだ」という感情から発生しています。このことを難しい言葉で『自己憐憫』と言います。簡単に言えば、『自分がかわいそうだ』と思う気持ちのことを言います。
そうした人は、他人から愛を与えられないので、一生懸命自分で自分に愛を与えているのです。しかし、そうして自分に肥料を与えているつもりで、実はその肥料の中には毒素が混ざっているのです。
ですから、与え続けると草花はいずれ枯れてゆきます。自己憐憫は、その人のまっすぐな心を育ててゆく、という意味においての毒素であると言われています。
何かきっかけを見つけては、自分をかわいそうな立場に追いやり、悲劇の主人公にまつり上げて、その傷口をなめている…こうした傾向のある人は、
『自分がかわいそうだ、と思う気持ちには発展も未来もない』ということを知るべきです。そんなに人間は弱くないのです。自分から「弱いですよ」などと宣言する必要はありません。
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