メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第76号
☆続・どこに言葉を刻むか
『言葉をどこに刻むかで心の動揺はまったく違ったものになる。
もし悪い言葉を常に石に刻むように聞いているのであれば、砂や水に刻む方法もあるのだということも知って欲しい』(本誌00号)と話をしたことがあります。
しかしこれはなかなか難しいことです。なぜなら言葉には力があるからです。
もっと詳しく言えば、言葉の中には、何かを生み出す創造性がこもっているからです。言葉を発するのは人間です。
だから、言葉には、その人の心の状態が否応なしに含まれてしまうのです。たとえ直接的でないにせよ、言葉にはそうした目に見えないパワーが潜んでいます。
だからこそ、明るく発展的な言葉を聞けば元気になるし、暗く否定的な言葉を聞くと、気持ちまでは萎えてしまうのです。
そうした言葉に含まれる力のために、人は心を揺さぶられるわけで、「その影響を最小限に抑えるために、水に刻む努力をする、という方法もありますよ」と紹介したわけです。
そのためは『あっさりとした性格、一つのことがらに対して深く悩むことをしない』、ということが大切です。
言葉にマイナスの力があると思われた場合は、その言葉をまともに受けないように、のらりくらいとよけてしまうわけです。
悪口などを聞かされて、心の波が大きく揺れてしまう人は、この『のらりくらり』を心がけてみるといいでしょう。いつしか、水面にマイナスの言葉を刻んでいる自分に気づくでしょう。
メールマガジン『学級通信のネタ』のバックナンバーを再編集し、紹介してます。