メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第89号
☆自分自身には嘘がつけない
人は何かよくないことをした時、そのことをひた隠しにしようとします。
「できればなかったことにして欲しい。そうした過去は忘れたい。本当は自分の経験ではなかったんだ」
、などと、自分に都合のよい思いこみをしようとしますが、残念ながら、自分自身には嘘がつけないのです。
生きているということは、あらかじめ脚本のあるステージ演じている役者とは違う面があります。
だから、そうした芝居のような作り物ならば、幕が降りれば、なかったことになりますが、そうはいかないのが現実です。
人間が自分自身に嘘がつけないのは、『良心』というものがあるからであろうと思います。
人は何かを判断するときに、最終的にはこの『良心』を価値判断の材料とします。だからこそ、他人や、まわりの人に偽りを言うことができても、自分自身には嘘がつけないのでしょう。
また、よく考えてみると、この『良心』には、生まれつきに備わっている部分と、その後の学習によって形成されてゆく部分の二種類があるように思われます。
だから、「これは良いことか、悪いことか」という判断をするときに、人によってブレが生じるのだろうと思います。
つまり、『良心』の中でも、あとから知識として得た部分の違いが、人それぞれの判断基準の差となって現れるのです。
いずれにせよ、人には『良心』があるために、どんな人間であっても、自分自身には嘘がつけないのです。その意味では、人間は平等であると言えます。
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