メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第104号
☆他人の成功を素直に喜ぶ気持ち
二宮金次郎の有名なエピソード。
彼が若い頃、隣の家に鍬を借りに言ったところ、「自分の畑を耕すので貸せない。」と断られました。そこで、「それでは、仕事が終わったら貸してくれますか。」と尋ねたところ、「いつまでかかるか分からない」とまたしても断られました。簡単な話、隣の家の男は、けちで貸してくれなかったわけです。
しかしそれでもひるまなかった金次郎は、「私があなたの畑を耕してあげます。種をまいてあげます。そのあと貸してください。」という条件を出しました。すると男は喜んで鍬を貸してくれたそうです。
この話は、人に何かしてもらおうと思ったら、まず自分が相手が喜ぶことをすることが大切だ、ということを語っています。しかしそれはもっと純粋な気持ちであって欲しいのです。相手に何かをしてもらいたいから、ギブアンドテイクで優しい言葉をかけたり、相手の喜ぶことをするのではなく、相手が喜ぶと自分もうれしい、相手の成功を素直に喜ぶという気持ちが大切であろうと思います。
とかく、人間は他人をうらやんだり、ねたんだりしがちですが、人間は本来そうした生き物ではありません。もっともっと優しく美しいものです。
メールマガジン『学級通信のネタ』のバックナンバーを再編集し、紹介してます。