メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第108号
☆我慢と増上慢
『慢』とは、心がおごり高ぶっていることを意味します。今日はそれを、『我慢』、『増上慢』という二つの言葉から説明してみたいと思います。
一つ目の『我慢』は、普段君たちが使っているガマンとは意味が違います。我慢には、実は別の意味があるのです。それは「自慢する心」という意味です。
つまり「僕が僕が」、「俺がやったんだ」という気持ちです。
例えば、何かで成功したとします。それはさまざまな人が力を合わせてしたことであったり、いろいろな人の協力で出来上がったことであるにもかかわらず、
「実は俺がやったんだ」、「私が成功させたんだ」、「私の力なんだ」と思う気持ちです。これが『我慢』です。強く強く自慢する気持ちといってもいいでしょう。
二つ目は『増上慢』です。あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、簡単に言えば、「うぬぼれ」です。自分がまだまだ未熟であるにもかかわらず、「自分はできるんだ。偉いんだ。」と思う心です。
こうした自慢する心のこの反対の気持ちが「謙虚さ」です。
そして、謙虚さを生むものは、感謝の気持ちです。何かを成し遂げたり、出来上がったり、うまくいったときに、さらなる成功を得るためには、こうした『我慢』や『増上慢』は捨て去らなければなりません。
人間の力は偉大ですが、一人の人間だけでは、なかなかできないものだからです。『慢』には注意しましょう。
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