メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第111号
☆人の見ていないところで
その子供がどういう人間かであるかを調べるには、「その子が、人が見ていないところで、どういう行動ができるか」を見ればよいという人がいます。
つまり「親が見ていないところで、または先生が見ていないところで、はたまた大人が見ていないところで、どういう行動をとるか」、ということです。
君たちも思い起こしてみてください。自分は人の見ていないところであっても、人前と同じように行動できますか?
こうしたことは、『信用』という言葉で表すこともできます。
つまり、人前であっても、そうでなくても、普段と同じような行動ができる人は、「信用があり」、大人の目の届かないところでは、何をするか分からない、ような人は「信用がない」わけです。
こうした「信用度」というべき行動の傾向性は、子供であっても、ものごころ着いた頃からはっきりと見られるようです。
君たちのような中学生では、もうすでにはっきりと、そうした行動の傾向性が見られます。残念なことですが、クラスを見回しても、こうした信用度の差があることは事実です。
しかし、よく考えてみてください。生まれつきこうした傾向性があるのかも知れませんが、その多くは、育ってきた環境や境遇によって後天的に身につけた傾向性ではありませんか。
つまり、自分自身が変えようと努力することで、そうした行動は直してゆける、ということなのです。
人の見ているところと、見ていないところでの行動の差が大きい人は、別の言い方をすると、表と裏のはっきりしている人、と言うこともできます。
大人であっても、そういう人が多いのようです。しかし、君たちにはそういう大人にはなって欲しくありません。
誠実で、多くの人から信用される、そんな社会人になるためにも、人の見ているところと、見ていないところでの行動を変えるようなことはしてはいけません。
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