メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第115号
☆利自即利他
仏教で利自即利他という有名な言葉があります。利自とは自分を利する、自分がこうなりたい、自分がこんな風になって欲しい、つまり自分の希望がかなうような行為をするという意味です。即は“すなわち”ということです。
また利他は他人を利する、他人の利益になる、もっとくだいて言えば、他人が幸せになる、すなわち愛のことです。合わせて言えば、利自即利他とは、「自分の希望や夢をかなえようと努力している行為そのものが、実はまわりの人々を幸せにするのだ」という意味になります。
人間は生きていると、とかく自分勝手になって、自分さえ良ければよい、という方向に流されやすいものです。だから、自分が成功すれば人は失敗してもかまわない、人を蹴落としてでも、自分が自分がという行動になりやすいのです。けれど、この言葉はそうしたことをいましめています。自分の希望がかなって幸せになることが、真に他の人を幸せになることでなければならず、他の人を不幸にするような希望のかない方は間違いである、と。
自分が自分が…という自己中心的な考えでなく、みんなが良くなるという気持ちを忘れずに、目標達成に努力して欲しいと思います。
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