メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第117号
☆待ち時間20秒のクリーニング店
おそらくほとんどの家庭で、クリーニング店を利用していることでしょう。
ただ君たちがクリーニング店に行くとすれば、大抵が家の使いで、「出来上がった服を取ってきて」ということになるでしょうが、悲しむべきは、どうしても待ち時間が長いこと。
ましてや、時間がなくてしばらくの間、服を取りに行けなかったりすると、自分の頼んだ服が出てくるまで、店員があっちを探しこっちをさがし…。ズボンはこっちで探し、上着はこっちで探し…と時は経つばかり。
そんな不満?を思っていたら、先日読んだある雑誌に、『待ち時間20秒のクリーニング店』の紹介記事が載っていました。
このクリーニング店は、以前は手広く多くの店舗を抱えていたのですが、次々と閉店に追い込まれ、最後に残った1店で、建て直しをはかろうと、「こんなクリーニング店イヤだ!」リストを作りました。
300項目にもわたる不満リストを一つ一つ優先度順位に解決してゆきました。その中で、「客を待たせるお店」をまず打破しようとしたとか。
この店は、伝票を渡された店員が奥からクリーニング済みの品を持ってくるまで20秒以内でできるのだそうです。方法単純で、出来上がり品を種類別ではなく、客単位にまとめているのです。
たった、それだけの発想の転換で、今や売り上げ急上昇。
不況といわれる世の中で、全然売り上げが伸びない、お客が少なくなった、つらい、苦しい…、ではなく、「どうやったらお客に喜んでもらえるか」を考えて、自ら道を切り開いたのです。
『私もいろいろ試行錯誤しましたが、問題点を書き出して分類して、優先順位をつけてみる。不要なものを捨ててこそ道はひらける、という方法をとったのです』と語る同店の社長。
「道を切り開くのは、自分の内にこそある。決して環境のせいにしてはいけない。」ことがよくわかります。
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