メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第124号
☆すべてを師とする
人間には学びたいという本能があります。君たちも、もっと小さかった頃、親や大人に「あれなあに? これなあに?」と質問攻めにしていたはずです。
それが、いつしか、「勉強することは、つらいこと、大変なこと、嫌なこと、できれば避けたいこと、やめたいこと」という具合に、学ぶということと反対の方向に進んできてしまいました。なぜでしょう。
もっと、心を純粋に、あまり構えないで生活してみませんか。
世の中のもの、いろいろなもの、難しい言葉で森羅万象(しんらばんしょう:すべてのもの)と言いますが、こうした中に、必ず学びの糧(かて)があります。不思議があります。
疑問となることがあります。本来、学問とは未知なるものの探求です。分からないことを調べ、考え、まとめあげることです。これは本来楽しいことです。
実は本当は、世の中のもの、すべてが自分にとっては教材であり、先生であり、師であるのです。
また、自分以外の人からの学ぶ点も数多くあります。
中には、「自分以外に学ぶべきものはない」、「自分の考え以外に最高の考えはない」という人もいるようですが、これでは向上はありませんし、待っているのは孤独だけです。
『自分以外の中に優れたものがあったら、学んでいこう』と思っている人にとっては、優れた人が世の中に多いということは、それだけ先生が多いということ、それだけ教材が多いということになるのです。
こうした『すべてを師とする』という考え方には、無限の発展があります。常に向上し続けるパワーが生まれます。
このパワーこそが、人間が強くたくましく生きて行く力であり、その原動力なのです。毎日毎日が疑問の探求、学びの連続でありたいものです。
メールマガジン『学級通信のネタ』のバックナンバーを再編集し、紹介してます。