メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第127号
☆中学時代に覚えたことは忘れない
学習する上で『丸暗記』という作業は、実はとても大切なことです。
たまに「勉強は暗記ではない。理解しなければ本物にはならない。」などと言う人がいますが、
正確に言うと、「勉強は暗記だけではいけない。理解しなければ、本当に分かったことにはならない」という意味です。
つまりこのことは、「暗記だけではだめだけれども、暗記すること自体は、必要なことなのだ」という解釈をすることができます。
確かに単純な暗記は、飽き飽きするし、なかなか覚えられるものではありません。
しかし、勉強内容の中には、「これだけは覚えてしまわないことにはどうにもならならない」ことはたくさんあるのです。
数学の公式も、覚えないで解くことはできますが、さらに高度な問題を解くためには、知っていた方があるかに有用です。
国語や英語のの文法や、古典の文頭、理科の石の名前や元素記号などなど、中学校時代に覚えておきたいことは山ほどあります。
ところで、不思議なことに、中学生の時に丸暗記したことは、大人になってもほとんど忘れることなく、記憶に残っているものです。
もしかしたら、脳の特別な記憶領域に保管されているのかも知れません。
一方、大学生や大人になってからの知識は、中学時代とは違って、非常に忘れやすくて、覚えたはずなのに、思い出せないことはしょっちゅうです。
大人になると、暗記そのものが非常に辛いものになってしまうのです。これは、覚えようとしても覚えられない、しかもすぐに忘れてしまうということが実際起こってしまうということです。
暗記することは、嫌だなぁ、と思うかも知れません。しかし、今学習している内容は、社会人としての最低限の一般教養です。
将来は、それを知っているのが当たりまえ、知らないことが恥ずかしい、という状況になるのです。常識人になるためには一時期、丸暗記作業も大切です。
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