メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第131号
☆能力ではなく、選択の結果がその人を決める!?
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の最終章で、自分がスリザリンの継承者なのではないかと悩むハリー・ポッターに、ダンブルドア校長が静かに語りかける場面があります。
映画でも、同じ言葉をそのシーンで語っていますので、記憶にある人も多いのではないかと思います。
『自分がほんとうに何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんじゃよ』(第18章 P489)
「人生はまさに選択の連続です」、というと大げさなように聞こえるかも知れませんが、君たちが毎日生活しているその生き方そのものが、日々瞬間瞬間における選択の結果が、その人を決めています。
これは、行動のみならず、その人の人間性、性格をも決めているのです。
つまり、右へ行こうか左へ行こうかという行動上の選択ばかりではありません。考えていること、感じていることの中にも、その場その場での選択があり、それがその人決めていると考えてよいわけです。
今は中間試験前なので、君たちは家に帰ると、「試験勉強をしなければならない」という状況に追い込まれます。
しかし、“夕ご飯を食べて少し休んでいたら、おもしろそうなテレビ番組をやっていて、ついつい見てしまった。”、という行いの中にも、選択があるのです。
「おもしろそうな番組がある」という問題提起(!?)で、「今日は試験前だから、我慢して見るのをやめよう」という選択もあれば、
「どうしても見たいから、ビデオに録画しておいて、試験が終わったら見よう」という選択もあります。自分に厳しい人ならば、自分自身で「試験前はテレビは見ない、
という約束事を決めたのだから、いつもよりさらに集中して勉強しよう」という選択もあるわけです。
このように考えると、毎日毎日、そして一瞬一瞬が選択の連続であり、その選択を上手に、そして『良い選択』を繰り返すことで、その人の行動が決まります。
そして、その結果を見て、人は、その人がすばらしい人なのか、そうでない人なのか、を判定するのです。ハリー・ポッターの物語でいうように、結果を決めるのは能力ではないでしょう。
ひととき、その人の持つ優れた能力で、多くの称賛を得られようとも、よい選択を選ぶことに努力し、その選択を繰り返して一生を過ごした人には勝てないはずです。
『選択』の重要性が理解できましたか?
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