メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第155号
☆どんな大人になりたいか
先日のNHK教育テレビの『課外授業ようこそ先輩』では、アニマル浜口さんが、母校の島根県浜田市原井小学校を訪ね、6年1組23人に、
『自分の弱さに打ち勝て』というテーマで授業をしていました。この中で、アニマルさんは、子どもたちに『どんな大人になりたいか』という宿題を出します。
すると、翌日には次のような答えが寄せられたのです。そのいくつかを紹介します。
・子どもに夢を与えられる選手
・見ている人を元気にするようなプレーをするプロ野球選手
・子ども達に夢を与えられる小学校の先生
・どんな子どもでも平等に接することができる学校の先生
・子ども達に優しくて元気で明るい保母
・子どもに優しくできる保育士
・子どもの安全を守る大人
・みんながおいしいと喜んでくれるようなお菓子を作る
・一人ひとりに夢を与えられるケーキ職人
・みんなに元気を与えられるような和菓子を作る
・乗る人が安全でいられる舟をつくる
・自分に自信の持てる大人
・みんなを笑顔にできる人
びっくりしたのは、そのほとんどが、自分中心ではなく、他の人のためを思っているということです。
『自分は、世の中で役に立ちたい、人を幸せにしたい…』という気持ちの表れでしょう。とても感動しました。こうした人であふれたら、
きっと日本はもっとよくなるでしょうし、発展するでしょう。それに、世界平和もまた一歩前進するかも知れません。
人間は一人では生きてゆけません。成人するまでは、ほとんどはまわりの人に支えられ、助けられるだけの人生です。
だからこそ、大人になったら、今度は逆に、多くの人を助ける立場に立たなくてはならないはずです。それが、社会への恩返しです。
数日前、フィギュアスケートのNHK杯が行われました。その中で、女子シングルで2位になった村主章枝選手が、インタビューの中で、
「お客さんのためにいい演技ができれば、それで私は幸せです」と答えていました。
村主選手のフリーの競技プログラムのテーマは、『感謝と希望』で、4分間のという演技時間のなかで、人間の光と闇、とくにその闇の中から希望を見出し、
抜け出す、「希望の道」ということをテーマに演じたのだそうです。確かに素晴らしい演技で、見ている人に感動を与えるものでした。
人は、いろいろな場面で感動を与えることができます。どんな立場、どんな環境であっても、それはできます。お金も学歴も関係ありません。
生まれも、育ちも関係ありません。健康であろうが、病気であろうが関係ありません。
さぁ、君たちは、どんな大人になりたいですか。一度じっくりと考えてみてください。
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