メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第163号
☆成功の芽
葉は秋に紅葉し、そして枯れて散ってしまいます。寒い冬には木々は丸裸。淋しげに見えるそうした木々は、凍てつく風や氷雪に堪え、じっと春を待っています。
しかし、よく見ると、どの木にも、もう新芽が出ているのです。冬のさなかにも、春の息吹がそっと準備をしている姿は、希望そのものです。
そんな姿を見ると、苦しみや悲しみを超えた中に、春の喜びがあるのだと感じます。確かに、自分の思い通りにならないことは、苦しく、悲しいことですが、
よくよく考えてみてください。世の中、自分の思い通りだけに生きていられる人はいません。人は、さまざまな困難や苦難の中で、もまれながら生きているのです。
ちょうどこんな冬の時期に受験があるというのも、春を待つ自然の姿と重なっているように思えます。微かだけれども、だんだんと強くなっていく日の光を、
懸命に浴びながら、一歩一歩と、春に向かっているのです。
人は、成功したいと思う中に、進歩があり、発展があります。しかし、いつでもうまくいくとは限りません。壁にぶつかり、行く手を阻まれることもあれば、
山道で霧に迷うこともあります。
ところが、本当はそうした時こそ、飛躍のチャンスなのです。「自分を見つめ、自分を知り、自分のなすべきことを明らかにする」、とてもよい機会です。
その中で、道は必ず開け、未来が見えてくるでしょう。昔から、『ピンチはチャンス』というではありませんか。
どうか、今ある現実に逃げずに、勇気を出して、立ち向かってください。前を向いて、歩きつづけてください。昨日よりも今日、今日より明日と、
一歩ずつでもいいですから前に進んでください。
春は必ずやってきます。前進する中に、きっと若芽を見つけることができるでしょう。それこそが、あなたにとっても成功の芽です。
その小さな芽は、あなたに勇気を与え、元気を取り戻してくれるはずです。
さぁ、逃げずに立ち上がれ。必ず成功の芽は見つかるはずだ。
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