メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー
第171号
☆初志貫徹と三日坊主
四月、進級、進学のシーズンを迎えました。学校では、新年とは別の意味で、新たな年度となります。
君たちも、心新たに、それぞれの希望や目標、夢に胸にふくらませていることと思います。
初志貫徹という言葉があります。「最初に決めたことがらを、とことんやり通そう」という意味です。時、まさにこうした初志貫徹の『初志』を自ら定め、努力を開始する時期です。
どんな小さなことでもよいですから、何かしら、自分自身で、とことんやり通そう、やり遂げよう、貫徹しよう!という、ことがらを決めてみると良いでしょう。
しかし、このような話をすると、たいてい、「自分は三日坊主だから…」とか、「やり通したためしがない。たいてい途中で投げ出してしまうから…」などと、
『初志』の部分を何も考えない人がいます。確かにその通りであったのかも知れませんが、私は、目標を決めて、実行してゆくに際しては、もう少し肩の力を抜いて、
少しばかり気楽な気持ちで取り組んでも良いのではないかと思うのです。
三日坊主?、いいではないですか。三日間は続くのでしょう。一週間で辞めてしまう?、一週間続けられるということは立派なことです。一ヶ月?、すばらしいことです。
こんな風に、自分をほめてみてはどうでしょう。たとえ三日坊主で終わったとしても、四日目に続けることを止めてしまっても、五日目からまた始めればいいのです。
そしてまた三日やる。またしも、三日坊主でストップ。でも、また一日休んでまた三日…。という具合に、三日坊主をずっと繰り返せば、三日、一日、三日、一日…というサイクルで、
結局は、ずっと続けられることになるのです。
三日坊主に象徴されるものに、「日記を書く」ということがあります。「心機一転、今年は日記をつけよう!」と決意したものの、三日でストップしてしまった。
四日目は書いていない…。どうしようか、さかのぼって書こうかな…などと思っているうちに、時は過ぎ、何日も経って、結局、「もういいや!」という具合にやめてしまう…。
でも、抜けてる日があったとしてもいいではないですか。たとえ四日目ストップしても、また翌日から何ごともなかったように、淡々と書き綴ればいいのです。
どうですか? 少しは気持ちが楽になったでしょう。日記に限らず、君たちが決めた目標なり、毎日やろうと思ったことは、こんな風に、気楽な気持ちで取り組むと、
あるいは長続きがするかも知れません。
三日続けられたら、次は連続一週間、一ヶ月…と続けることにチャレンジしてみてください。こちらも、一週間後にストップしたら、また始めればいいのです。
一ヶ月後にストップしても、また始めればいいのです。要は、止まってしまってもまた始めること、倒れても起きあがること、やめてしまった期間を長引かせないことです。
たとえやめてしまっても、また始めることで、結局はずっと続けていることになります。続けることは力となります。『継続は力なり』という言葉もあるではありませんか。
完璧を目指し、取り組むことも尊いことですが、それでは息が切れ、途中で挫折しかねません。少し楽に、8割主義、7割主義で取り組んでみるのも、長く続けるためのコツです。
ぜひ試してみてください。
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